海外仮想通貨取引所でクレジットカード入金・決済する方法!

海外仮想通貨取引所を利用する際、クレジットカードで入金や決済したい場合があるでしょう。
海外仮想通貨取引所では、国内の取引所と異なりクレジットカードによる入金に対応している取引所が多いです。
しかし、クレジットカードを利用することで手数料がどの程度かかるのかなど、デメリットがどの程度あるのかが気になることでしょう。
本記事では、海外仮想通貨取引所でクレジットカード入金・決済するメリットやデメリット、手順などについて解説します。
なお、海外仮想通貨取引所の総合ランキングは、以下の記事で紹介しているので併せて参考にしてください。

海外仮想通貨取引所でクレジットカード入金するメリット
海外仮想通貨取引所では、クレジットカード入金を選択することで大きなメリットを得られる場合が多いです。
具体的には、以下のメリットがありおすすめの入金方法となっています。
各メリットについて、詳しく解説します。
日本円から直接仮想通貨を購入可能
海外仮想通貨取引所でクレジットカードを利用する場合、日本円から直接仮想通貨を購入できる点が大きなメリットと言えます。
海外仮想通貨取引所では、正確にはクレジットカードで入金できるわけではなく、仮想通貨をクレジットカードで購入できるため実質的に直接入金できるような形となります。
購入した仮想通貨は、当然トレードにも使用できるため入金に関する手間がかからない点が魅力的です。
即時入金で取引タイミングを逃さない
クレジットカードによる入金を選択すると、基本的に即時入金されます。
例えば、銀行送金を選択した場合は国内の銀行で手続きに時間がかかり、さらに送金してから対象の口座に反映されるまでにも時間がかかります。
入金までに時間がかかると、トレードしたくてもできないためチャンスを逃してしまうケースがあるのです。
その点、クレジットカード入金を選択すれば取引タイミングを逃さずトレードできるメリットがあります。
決済時のポイント還元が魅力的
海外仮想通貨取引所でクレジットカード入金した場合、決済時にクレジットカード会社のポイントが付与される点がありお得感があります。
クレジットカードによっては、決済額の1%以上がポイント還元される場合があるのが魅力的です。
獲得したポイントは月々の支払額に充てたり、ほかのポイントに交換したりできます。
トレードで使用する資金は大きな金額になる場合が多く、その分だけ多くのポイントが獲得できるのは大きなメリットです。
少額から気軽に仮想通貨取引を始められる
海外仮想通貨取引所でクレジットカード入金する場合、小額から気軽に仮想通貨取引所でトレードできるメリットがあります。
海外仮想通貨取引所の場合、入金時の最低入金額が設定されている場合が多いです。

最低入金額が高く設定されている場合、小額から始めることができません。
また、銀行送金の場合は手持ちのキャッシュがない限り入金は不可能です。
その点、クレジットカード入金の場合は手持ちのキャッシュが無くても小額で入金できる点が魅力的です。
海外仮想通貨取引所でクレジットカード入金するデメリット
海外仮想通貨取引所でクレジットカード入金する場合、デメリットがあるのも事実です。
特に、以下の点にデメリットを感じるトレーダーが多いです。
各デメリットについて正しく理解し、利用可否を判断する必要があります。
以下に、各デメリットの詳細について紹介します。
決済手数料が他の入金方法より高い
海外仮想通貨取引所でクレジットカード入金する場合、決済手数料が他の入金方法よりも高く設定されている場合が多いです。
利用する取引所や通貨ペアによって異なるものの、一般的には決済の額の3%から10%程度の手数料がかかるケースが多いです。
銀行口座から海外送金する場合、定額の手数料が徴収されるケースがあり、金額を多く送金すればその分だけ手数料の負担が軽減できます。
一方で、クレジットカード入金の場合は決済額が高くなればなるほど、より多くの手数料がかかるのです。
手数料については、クレジットカード会社と取引所の両方から徴収されるケースもあり、さらに大きな負担がかかってしまいます。
購入上限額が設定されている
クレジットカードで入金する場合、購入上限額が設定されている場合があります。
購入上限額は、1回あたりだけでなく1日あたりなどの単位で設定されており、上限額を超えて入金することはできません。
特に、高額の資金を入金してトレードしたい人にとっては、上限額が設定されていることで思うようにトレードできない可能性があります。
海外仮想通貨取引所においての購入上限額以外にも、クレジットカードの利用限度額がある点も留意してください。
一部のカードブランドで利用制限あり
クレジットカード入金する場合、すべての国際ブランドで入金できるわけではなく、各取引所が対応しているブランドのみ利用可能です。
また、クレジットカードブランド側が明確に仮想通貨取引所での利用を禁止しているケースがあります。
代表例がアメリカン・エキスプレスであり、アメリカン・エキスプレスでは仮想通貨の購入にクレジットカードを使用することを禁止しているので利用できません。
また、国際ブランドでは認めているものの、楽天カードや三井住友カードなど個別のクレジットカードで禁止されているケースもあります。
どうしてもクレジットカードを利用したい場合、多くの海外仮想通貨取引所で対応しているVisaやMastercardのクレジットカードを用意しましょう。
クレジットカードで仮想通貨が購入できるおすすめ海外取引所
クレジットカードで仮想通貨を購入できる海外仮想通貨取引所の中でも、以下の取引所が特におすすめです。
各取引所のクレジットカードの利用条件などについて、詳しく解説します。
OrangeX


海外取引所 | OrangeX |
---|---|
利用可能国際ブランド | VISA/Mastercard |
クレジットカード最低入金額 | 5,000円 |
レバレッジ | 最大200倍 |
取扱銘柄数 | 355種類 |
取引手数料 | 0.02%~ |
ボーナス | 3,000円の口座開設ボーナス 7,000円の入金ボーナス |
日本語対応 | |
公式サイト | OrangeX公式サイト |
OrangeXは、最大200倍のレバレッジで仮想通貨を取引できるなど、魅力的なサービスが充実している海外仮想通貨取引所です。
OrangeXに入金する場合、クレジットカードと仮想通貨のどちらを選択しても、最短10分程度で入金が可能です。
クレジットカード入金の場合、即座にトレード可能でありスピーディーに入金したい場合に向いています。



VISAとMastercardの両方に対応しており、多くのクレジットカードをカバーしているのが魅力的です。
決済手数料は、クレジットカード発行会社のリアルタイム通貨レートにより変動します。
手数料については、カード発行会社によっても異なるので良く確認しましょう。
OrangeXでは、即時入金可能で使用できるクレジットカードの種類が多く、利便性の高さが魅力的です。
Bybit


海外取引所 | Bybit |
---|---|
利用可能国際ブランド | VISA/Mastercard/JCB |
クレジットカード最低入金額 | 10ドル |
レバレッジ | 最大100倍 |
取扱銘柄数 | 1,500種類以上 |
取引手数料 | 0.005%~ |
ボーナス | 最大450万円 |
日本語対応 | |
公式サイト | Bybit公式サイト |
Bybitは、取引手数料が0.005%からと非常に低く、頻繁にトレードする機会が多い人におすすめの海外仮想通貨取引所です。
クレジットカードでの入金は、VISAとMastercard、JCBのブランドに対応しています。
本人確認レベル1以上にならないと、クレジットカード入金できない点には注意しましょう。



身分証の提出と顔認証のみで本人確認レベル1をクリアしてクレジットカード入金が可能です。
クレジットカード入金は、3Dセキュアに対応している必要があり、セキュリティレベルは万全です。
クレジットカード以外にも、デビットカードにも対応しており、使い過ぎが心配なトレーダーはデビットカードの利用をおすすめします。
JCBブランドも利用可能で、より多くのクレジットカードで入金できるのがBybitの魅力です。
MEXC


海外取引所 | MEXC |
---|---|
利用可能国際ブランド | VISA/Mastercard |
クレジットカード最低入金額 | 3,610円〜(利用するプロバイダーにより異なる) |
レバレッジ | 最大200倍 |
取扱銘柄数 | 2,608種類 |
取引手数料 | 0.01%~ |
ボーナス | 70USDTの口座開設ボーナス 300万円の入金ボーナス |
日本語対応 | |
公式サイト | MEXC公式サイト |
MEXCは、取り扱う仮想通貨銘柄が2,600以上と圧倒的に多い海外仮想通貨取引所です。
MEXCではVISAとMastercardでの入金が可能ですが、最低入金額は利用するプロバイダーにより異なります。
プロバイダーについては、日本ではmoonpayの利用ができないので注意しましょう。



プロバイダーによってサポート体制が異なるので選ぶ際には慎重に行いましょう!
購入可能な銘柄は、ビットコインやイーサリアムなど主要な4銘柄のみに限定されます。
実は、MEXCのサイト上には9種類の購入が可能となっているものの、実際には4銘柄しか購入できません。
購入時には、手数料が2%から12%かかるので、なるべく安い手数料に設定されているプロバイダーを選定しましょう。
MEXCは、プロバイダーの選択次第では安い手数料でクレジットカード入金できる海外仮想通貨取引所です。
Vantage


海外取引所 | Vantage |
---|---|
利用可能国際ブランド | VISA/Mastercard/JCB |
クレジットカード最低入金額 | 5,000円 |
レバレッジ | 最大2,000倍 |
取扱銘柄数 | 1,000種類以上 |
取引手数料 | 手数料無料 |
ボーナス | 15,000円の口座開設ボーナス 150万円の入金ボーナス |
日本語対応 | |
公式サイト | Vantage公式サイト |
Vantageは、最大2,000倍のレバレッジを効かせてトレードできる、ハイレバトレードを実践したい方におすすめの海外仮想通貨取引所です。
Vantageでは、最低5,000円からクレジットカード入金してトレードを始められます。
日本が誇るクレジットカードブランドである、JCBブランドに対応しているのが特徴です。



より幅広いブランドのクレジットカードに対応しているのは魅力的です!
入金スピードも比較的速く、手続き後10分程度で反映されます。
なお、短期間で繰り返し入金手続きするとセキュリティ対策によりクレジットカードの利用が停止されるケースがあるので注意しましょう。
クレジットカードでの入金手数料がかからず、クレジットカードでお得に入金できる点がVantageの特徴です。
Bitget


海外取引所 | Bitget |
---|---|
利用可能国際ブランド | VISA/Mastercard/Discover/Diners Club |
クレジットカード最低入金額 | 15ドル |
レバレッジ | 最大125倍 |
取扱銘柄数 | 873種類 |
取引手数料 | 0.02%~ |
ボーナス | 30ドルの口座開設ボーナス 50万円の入金ボーナス |
日本語対応 | |
公式サイト | Bitget公式サイト |
Bitgetは、プロトレーダーの取引を自動でコピー可能なコピートレード機能が魅力的な海外仮想通貨取引所です。
クレジットカード入金として、DiscoverやDiners Clubに対応しているのが特徴です。
特に、Diners Clubは限度額が高いのでより高額な資金を入金できるメリットがあります。



1回あたりの購入限度額が10,000ドルとなっている点には注意しましょう。
Bitget以外の決済代行会社として、Simplexなどを利用できますが、利用する為には別途本人確認が必要です。
Bitgetは最低入金額が15ドルと比較的低めであり、少額から仮想通貨トレードを楽しみたい人に向いています。
Bitgetは、より幅広いクレジットカードを利用して入金したい人におすすめです。
海外取引所でクレジットカードを使って仮想通貨を購入する手順
海外仮想通貨取引所でクレジットカードを使用して仮想通貨を購入する手順は、利用する海外仮想通貨取引所によって若干異なるものの、概ね以下の流れで進めます。
- 口座開設画面で基本情報を入力する
- 本人確認(KYC)を行う
- クレジットカードを登録する
- クレジットカードで仮想通貨を購入
以下では、でクレジットカード入金するステップを紹介します。
取引所にアカウント登録
まずはBybitの公式サイトにアクセスし、口座開設を行っていきましょう。
画面右上にある「登録」ボタンをクリックします。
すると、アカウント作成画面に移行するので、メールアドレスとパスワードを入力して「アカウントを作成する」をクリックしてください。


すると、パズル画面に移行するのでスライドバーを操作してパズルを完成させます。
最後に、登録したメールアドレス当てに認証コードが届くので、届いた認証コードを画面上に入力すれば登録が完了します。
本人確認(KYC認証)を行う
クレジットカード入金を行う場合、KYC認証を行う必要があります。
登録完了後に表示される画面で、今すぐ認証するボタンをクリックしてください。


次の画面で、本人確認の項目にある「認証」をクリックすると、送付する本人確認書類の撮影とセルフィー動画の撮影が可能です。
アプリでの登録も可能となっているので、ぜひ活用しましょう。
本人確認用のファイルを送付すると、Bybit側で審査が行われ、審査に通過するとレベルスタンダードとなり入金が可能となります。
クレジットカードで仮想通貨を購入
Bybitにログインしている状態で、画面上部の「暗号資産を購入」にカーソルを当て、「ワンクリック購入」を選択しましょう。
すると、購入画面が表示されるので「支払い」で支払いに使用する法定通貨を選択して、購入する金額を入力してください。


法定通貨、コイン、支払い金額を選択したらを「Bank Card」選択し、「購入」をクリックします。
次に、注文確認ページでドロップダウンリストをクリックして「カードを追加」を選択してください。
初めてカードを紐づける場合は、自動的にカード詳細ページに移動し、カード情報を入力します。
- 名前、姓字
- Eメール
- カード番号
- 有効期限
- CVV
カード詳細ページでカード情報を入力し、入力した情報が正しいことを確認して「続行」をクリックします。
請求先住所の入力が必要なケースがあるので、入力の請求先住所は、クレジットカードの登録住所と一致していることを確認しましょう。
注文が確定すると、カードはお客様のアカウントに紐付けられます。
海外取引所の仮想通貨をクレジットカード購入する際の注意点
海外仮想通貨取引所で仮想通貨をクレジットカードで購入する場合、以下の点に注意が必要です。
各注意点について、詳しくみていきましょう。
セキュリティ対策は必須
クレジットカード決済を利用する場合、不正利用などのリスクがあるのでセキュリティ対策は必須です。
海外仮想通貨取引所のセキュリティ対策が不十分な場合、利用したクレジットカードの番号が外部に流出するリスクがあります。
よって、海外仮想通貨取引所において二段階認証など万全なセキュリティ体制があるかどうかをチェックしましょう。
また、セキュリティに関する第三者認証を得ていると、より信頼を寄せて利用できます。
逆に、過去事故を発生させている取引所や情報の取り扱いが不適切に感じる場合は利用しないように注意してください。
入金限度額の確認が重要
クレジットカードで入金する場合、入金限度額がどの程度となっているかをよくチェックして利用することが重要です。
入金限度額が低く設定されている場合、トレードするために必要な資金を入金できない場合があります。
入金限度額は、1回あたりや1日あたりなどの単位で設定されているので自分のトレードスタイルにマッチするかをよく確認して最適な取引所を選定しましょう。
為替手数料にも要注意
クレジットカード入金の場合、入金手数料と合わせて為替手数料がかかる場合がある点に注意が必要です。
為替手数料は、銘柄あたりいくらと設定されており、入金額が多くなればなるほど負担が増える特徴があります。
入金手数料ばかり着目されがちですが、為替手数料も意識してクレジットカードで入金すべきかを判断してください。
関連するよくある質問
ここでは、海外仮想通貨取引所でクレジットカード入金する際に関連する以下の良くある質問について解説します。
各質問に対する回答も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
海外取引所のクレジットカード決済は安全?
海外取引所のクレジットカード決済は、基本的に安全性が担保されているケースが多いです。
特に、二段階認証などの強固なセキュリティ体制がある場合、安心して入金方法として採用できます。
さらに、クレジットカード会社側でも3Dセキュアにより不正利用を防止する対策が取られています。
ただし、一部の海外仮想通貨取引所では不十分なセキュリティ体制によりクレジットカード情報が外部に流出してしまう事故が発生したケースがあるので注意が必要です。
また、現時点では万全な体制を整えていてもいつまでも通用するとは限らない点には留意してください。
対応している仮想通貨の種類は何がある?
クレジットカードで仮想通貨を購入する場合、すべての銘柄を購入できるわけではありません。
例えば、MEXCの場合は以下4銘柄の購入に限定されます。
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- XRP(リップル)
- USTD(テザー)
以上のように、主要な仮想通貨銘柄に限定される場合が多く、草コインの購入はできないのが実情です。
ビットコインをクレジットカードのVISAで購入できる?
有名な国際ブランドであるVISAのカードで、ビットコインを購入可能です。
VISAの場合、MasterCardと同様に多くの海外仮想通貨取引所で使用できます。
また、ビットコインも多くの海外仮想通貨取引所でクレジットカードでの購入が可能であり、VISAブランドのクレジットカードで購入しやすい特徴があります。
KYC認証なしで仮想通貨をクレジットカード購入できる?
基本的に、KYC認証なしで仮想通貨をクレジットカードで購入すること自体、マネーロンダリング防止の観点から認められていません。
一方で、KYC認証が無くてもクレジットカードで仮想通貨を購入できる海外仮想通貨取引所が存在します。
一見すると気軽に利用できそうに見える反面、購入できる金額に制限がある場合が多いので注意しましょう。
また、安全性を鑑みてもKYC認証がある海外仮想通貨取引所の利用がおすすめです。
まとめ
海外仮想通貨取引所では、クレジットカードを用いて入金することは可能です。
クレジットカード入金の場合、手持ちのキャッシュが無くても気軽に入金でき、ポイントを獲得できるなどのメリットがあります。
一方、クレジットカードの場合は使いすぎてしまうリスクがあるため自制しながら利用する必要があります。
本記事で紹介したクレジットカードで入金するメリットとデメリットを正しく理解し、利便性の高いクレジットカード入金を使いこなしましょう。
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